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国際的な高視認性(ハイビズ)規格に関する包括的ガイド

建設、物流、緊急サービスなどの高リスク環境において、高視認性安全作業服(HVSA)は単なる制服ではなく、命を守るための装備です。欧州規格と米国規格の違いを理解することは、グローバルな規制対応および職場の安全性確保において極めて重要です。

1. 規格の移行:EN 471 から EN ISO 20471 へ
業界では依然としてEN 471という名称が使われることが多いですが、この規格は2013年に正式にEN ISO 20471に置き換えられました。
強化された要求事項:現行のISO規格では、複数回の洗浄後の色牢度および逆反射性能を含む、より厳しい耐久性試験が義務付けられています。
国際的な調和:ISO 20471は、欧州市場のみならずその他の地域においても、より高い水準かつ一貫した保護性能を提供することを目的として策定されています。

2. 米国の基準:ANSI/ISEA 107-2020
米国における基準はANSI/ISEA 107-2020であり、これは「タイプおよびクラス」の体系を採用しており、安全管理者が適切な保護具を選定する際の指針となります(欧州の基準とは異なります)。
タイプO(オフロード):作業者が一般交通にさらされない環境向け。タイプR(道路):公共道路における交通にさらされる作業員向け。タイプP(公共安全):緊急対応要員および法執行機関職員を対象に特別に設計。

3. クラスの理解:クラス1、クラス2、クラス3
両基準とも、衣類を可視材料の最小面積に基づいて分類しています。
クラス3(高リスク):最高レベルの視認性を提供。高速走行環境および複雑な背景(例:夜間の高速道路工事)において必須。
クラス2(中リスク):道路作業員、宅配員、交通付近で作業する測量チームなど、最も一般的に用いられる基準。
クラス1(低リスク):低速エリアまたは屋内施設など、視認性が二次的な課題となる場所に最適。

4. 技術的構成要素:蛍光 vs. リトロリフレクティブ
高視認性(Hi-Vis)装備の有効性は、2つの異なる科学的原理に依存しています。
昼間用の蛍光:これらの顔料は、目に見えない紫外線(UV)を可視光に変換し、曇りの日などでも着用者を「輝かせ」ます。
夜間用のリトロリフレクション:ガラスビーズまたはマイクロプリズムを用いた反射テープは、車両のヘッドライトなどの光源から照射された光を、その光源へ直接跳ね返すことで、暗闇の中での作業員の存在を明確に知らせます。
まとめ
適切な高視認性(Hi-Vis)装備を選択することは、安全へのコミットメントです。チームが十分な保護を受けており、かつ現地の規制に完全に適合していることを確認するため、必ず内側のラベルにCEマーク(欧州)またはANSIラベルが表示されているかをご確認ください。

前回:同じ生地で作られた2つの衣類の寿命が大きく異なる理由
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